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ハデな彼に、躾けられた、地味な僕【BL】
第4章 彼と一緒に生活
周囲の人達も彼が望むならと、すぐに受け入れた。

…ありがたくないことに。

それどころか僕にイロイロな意味で何かしようとする人がいれば、すぐに紗神は動く。

そしてその人はその後、見かけることは二度と無かった…。

一年の頃はそうやって、ウチでも外でもベッタリ彼にくっ付かれていた。

だから二年のクラス替えで、別になったことにほっとしていた。

…でもすぐに三人の先生が、いずこかへ飛ばされたことを知った。

クラスが別々になった分、紗神の束縛は強くなった気がする。

マンションに帰れば、そこから一歩も出ない生活を送るようになった。

彼が外出するのを許してくれないのだ。

そもそも彼に引っ付かれるようになってから、友達は去って行ったし…。

まあイジメとかではない分、マシだろうか? 

…遠巻きに見られているけど。

僕が紗神の『お気に入り』になったという噂は、あっと言う間に広まった。

おかげで今じゃあ、誰もが僕に頭を下げるようになってしまった…。

紗神は満足気だけど、僕は普通の学生生活を送りたかったのに。

それに未だに分からない。

何故、彼ほどの人が、僕を選んだのか…。
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