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フリマアプリの恋人
第6章 チャイナローズの躊躇い 〜告白〜
「こんにちは。…初めまして…かしら?」
ドアを開けた澄佳に、女は甘ったるい笑顔で挨拶をした。
…派手なマゼンダピンクのミニワンピース、細いピンヒール。
ハニーブラウンに染められた髪は綺麗にセットされ、華やかにカールされている。
…ゴールドのラメのアイシャドウ、細いアイライン、スカーレットピンクの口紅…。
どう見ても素人の女性ではなかった。

「私、莉紗です。
…直人さんにはお世話になっています」
…ああ…と、初めて合点がいった。

片岡が最近囲っている若い愛人である。
「今日は澄佳さんにお話があってきましたの。
…お邪魔してもいいかしら?」
挑発的な眼差しは少しも笑ってはいなかった。

澄佳は一瞬の躊躇ののち小さく息を吐き、静かにドアを開けた。
「…どうぞ、お入りください」




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