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フリマアプリの恋人
第2章 鈴蘭のささやき
「澄佳様
先ほど、商品を無事に受け取りました。
イヤリングだけでなく、バレッタもお譲りいただき、ありがとうございます。
とても素敵なお品で、妹も感激するかと思います。
けれどただでいただくのは心苦しく申し訳なく思います。
お気を悪くなさらないでいただきたいのですが、ぜひ、費用をお支払いしたいのですが…。
よろしくご検討ください。 清瀧」

…イヤリングとバレッタで500円はいくらなんでも安すぎる。
澄佳の持ち出しではないかと心配になってしまうのだ。

…澄佳がどう思うか分からなかったが、柊司の気は済まない。
考えた挙句、思い切ってメッセージを送信した。

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