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第11章 祐里の回想 美佐 ③ 脱毛

時は更に遡り7年前・・
美佐の高校卒業時の話に・・

帰国子女だった美佐、周りの仲間とは1コ上の既に18歳。
幼少から際立った美貌に磨きがかかり、[国民の美少女コンテスト]にも推薦される程だった・・

高校から大学へもエスカレーターの、お嬢様学校。
後は、卒業と入学を待つだけの、楽しいが暇な時期・・
周りの全ての男達に、チヤホヤされ続けた美佐。
そんな、順風満帆な美佐にも、１つだけ悩みがあった。

それは、未だに、美少女のままだった事だった・・
周りの親しい女友達が、高校の卒業を待たずに、少女を卒業して、オンナの世界に旅立っていた。

仲間よりも1歳上の美佐。
アメリカ生活の影響か？ 奔放な性格、勿論、性にも・・

その時期の1年間の歳の差は大きい・・
美佐の肢体も仲間と比べて、成熟度は際立っていた。
そこに持ってきての、美貌と物怖じしない性格・・

誰もが、まさか美佐が処女だとは思わなかった・・

当然、男からのアプローチは引く手数多・・
ただ、美佐の家柄を知ると、潮が引く様に距離を置く男達。
当然、最後の一線を超える、勇気ある男は皆無だった・・

そんなある日、ネットの広告に眼を止めた美佐。
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生まれ変わる・・
その言葉が、眼に焼き付き、電話を掛けた美佐・・