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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第11章 祐里の回想 美佐 ③ 脱毛
ネットリとした視線で、美佐の身体を眺める崇。
「それでは、ニードルで施術しますが、宜しいですね?」
「何か、それが問題でも?」
「いぇ、大した事は無いのですが・・このコースは、他と違って、少々、痛みが激しいので・・」
「自分が変われるなら、痛み位、構いません・・」

モニターの施術に関しての契約書に、サインする美佐。

「中西様、モニター契約が成立しました。これで、貴女の理由で、施術を取り止める事は出来ません、宜しいですね?」
「それが何か? キチンと脱毛して頂けるなら、私から取り止める事は有りませんから・・」
「なら良いですが・・あ、先程、施術時の痛みを説明しましたが、もう少しだけ補足を・・」

崇が、妖しい笑みを浮かべる。

「中西様、フラッシュの痛みは、まぁ、輪ゴムで弾かれる程度ですが、レーザーの苦痛は、溶けた蝋を肉に塗り込む程に飛躍します。そして・・
ニードルは、言葉で表現出来ない程の激痛になります・・
真っ赤に焼け爛れた注射針を突き刺して、神経を焼き焦がし捻り切る、イメージですかねぇ・・?
大の男でも、泣き喚きますから・・
あ、今日はお試しで、比較的楽な二の腕で、どれ程の苦痛かを味わって貰いますねっ・・」

気丈な美佐も、息を呑む、崇の言葉・・

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