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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第4章 祐里の回想 ③ 尋問
誠司が拘束された祐里の二の腕を軽く掴む。
薄い小麦色のムッチリとした肉に、微かな赫い印・・
慎重に、その印にピッタリと爪楊枝の先端を当てる誠司。
微かに身動ぐ祐里、漏らした吐息が甘く漂う・・
(また、祐里、痛いのサれるのねっ? 怖い・・で、でも・・いっぱい苛めて欲しい・・)
不安か? それとも期待か? 軽く眼を閉じ、震える祐里。

(んっ・・? こ、この匂いは・・?)
祐里の頸から仄かに漂う体臭に、ふと気付く誠司。
それは確かに、若い娘が性的に興奮した際の性臭だった・・
雨に打たれた乾草が放つ如き腐臭・・ 鉄錆を擦った際に着く、血液にも似た生臭さ・・
そんな、言い様も無い、成熟した雌の臭いが鼻を突く。
(可愛い顔をして、そんなに嬲られたいのか? 澄ましているが、身体は正直なものだっ・・苦痛と悦楽を求めてるゾッ・・だが、そう思い通りには・・少し、焦らしてやるかっ)

爪楊枝の先端を、軽く肉に当てたまま、誠司の尋問が始まる。
「祐里っ、こういう風に縛られた事あるのか?」
「ま、まさかっ・・初めて、で、す」
「縛られてみて、どうだ? 嬉しいのか? 興奮するか?」
「そ、そんなっ・・い、嫌だし・・こ、怖い・・」
誠司が爪楊枝に力を込める。
「それだけか? 嘘をつくなっ・・正直に答えないと、ほらっ・・」
「・・・・うっ・・少し、ドキドキ、して、ま、す・・あうっ」
(この、羞恥心に染まった表情、最高だっ・・)






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