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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第5章 祐里の回想 ④ ご褒美
誠司が軽く口づけをし、そのまま唇を頸から耳裏に這わす。
「ぁ・・ぁ、はぁ〜」
頭を仰け反らせ、熱い吐息を漏らす祐里。
忽ち、鉄錆に似たやや生臭い性臭に包まれる・・

顔を離した誠司、俯いた祐里が小声で尋ねる。
「誠司さん・・ど、どんな娘が好みなの・・?」
「俺? う〜んっ、そりゃぁ、容姿は良いに越したことは無いけど、仕事柄、美人は山程観て来てるし・・綺麗って言うより、可愛い娘がいいかなぁ? それも、控えめで清純な感じの娘・・
そうそう、最も大事なのは、身体の相性だよ・・」

「えっ・・?」
「だから、セックスでお互いが満足できるか? って事さ・・俺、今迄も、清楚で愛らしい娘と出会って・・でも、いざ抱いてみると、ベッドの上では全然違って・・
あ、ごめん、こんな話、嫌だよねっ・・」
「ううんっ・・祐里も、誠司さんの事、知りたい・・」

「祐里も撮影現場で観た事あるだろう? 例えば、ほらっ、この間の清純ドラマに出てる若手女優、覚えてるだろう?」
「あ、は、はいっ」
その時の光景が目に浮かび、顔を赧らめる祐里・・
「インタビューされながら、オイルマッサージを受けたんだよな。最初は平静を装って、可愛い声で答えてだけど、確か、10分も経たずに感じ始めてさっ・・何を聞かれても、甲高い嬌声を上げるだけで、収録にならなかったじゃない・・
終いには、ソコッ だとか、もっと強く とか、幾ら可愛いくても興醒めだったよなっ?」
「・・エッチが嫌いな娘が、良いんですか?」
「違うよっ、いつでも、控えめで従順な娘がいいんだ。身体も敏感で、男にどんな性技を施されても、素直に受けて、感じても動きや声を我慢して・・許しが出る迄は、絶対に逝かない娘が理想さ」

あから様な誠司の言葉に生唾を呑む祐里・・
(もう一度、鞭と飴だっ、さぁて、どんな反応を観せるのか?)
「祐里っ、もう一度、お前が耐える顔が観たいんだ・・」
再び爪楊枝を手に、祐里の腕を掴む誠司。









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