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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第5章 祐里の回想 ④ ご褒美
もう何度目か? 再び、突き痕に爪楊枝が当てられた。
「祐里、動くなっ、声を出すなっ、眼を閉じるなっ・・」
「はいっ」
ゆっくりと徐々に、力を込める誠司。
(ぁぁ・・ぅっ・・ぃ、痛いっ・・)
縛られた手を握り締め、唇を噛み締め声を堪える祐里。
(そうだっ、この顔だっ・・ふふっ、痛いだろう? どうだっ)
(あうっ・・も、もう、無理っ・・ぁ、耐えなきゃぁ、祐里、誠司さんの、好みの、娘にっ・・)
我慢の限界か? 祐里が眼を閉じかける瞬間に、力を抜く誠司。
(あ、良かった・・お終い・・あうっ・・ぁぁ、ぁぁ・・)

(ふっ、まだまだだっ・・祐里、鞭が飴に変わるまで・・)
何度、安堵と絶望の繰り返しが施されたのか? やがて・・
「・・はぁ はぁ はっ はぁ・・ぁぁ・・んっ・・ぁ・・」
祐里の荒い息遣いに、僅かに甘い喘ぎが混ざり始めた。
(あ、やんっ・・ま、また、変な感じが・・)
(ふふっ、どうやら、また目覚め出したなっ・・)

先程までの、インターバルに感じた、次の苦痛への恐れが、甘い疼きへの期待に代った祐里。
(あんっ、痛っっ・・あ、あ、イイィ・・や、止めないでぇぇ)
投げ出した祐里の両脚が、無意識に妖しく動く・・


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