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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第1章 プロローグ 性宴の予兆
祐里が渡された衣装に着替える。
純白のタンクトップに、紺の極端に丈の短いホットパンツ。
(えっ、これ、サイズが小さい・・)

エスコートした誠司の舐める様な視線・・
「ねぇ、誠司さん・・恥ずかしいよぉ、祐里、何サれるのぉ? あの監督、怖い・・」
震える祐里の身体を抱きしめ唇を重ねる誠司。
「祐里、少しだけの辛抱だよ、君と俺の為に・・少しは、嫌なコトをサれるかも知れないけど・・俺、祐里が他の誰かに支配されるのは、耐えらん無いよっ・・だから、辛くても我慢して・・俺、清楚で従順な娘が好きなんだっ、祐里が辛くて声を挙げたら、俺、気が変になっちゃうよつ・・」
「んっ・・安心して・・祐里、我慢するから・・愛してる?」
「祐里っ・・」

「さぁ〜 祐里ちゃんの登場ですぅ〜」

スポットライトを浴び、はにかみながら現れた祐里にどよめく。
「お、おぉぉ〜 か、可愛いぃ〜」
「すんげぇ身体だぁ・・」

身長は160cmだが、細身で長くすらっと伸びた手脚・・
モデルの如き肢体だが、テニスで鍛えた肉付きの良い二の腕と太腿が、健康的に日焼けして堪らなく男好きをしている。
やや切れ長の黒目がちの瞳に、完璧に通った鼻筋・・
整い過ぎた顔立ちを、両笑窪が愛らしく補っていた。

騒然とする観客やスタッフの視線を浴び、祐里が座る。
ふと、強烈な視線を感じて振り返る祐里。
視線の先には、監督の隣に座る妖艶な若い女性が・・

「ふっ・・祐里・・私が今日、貴女を審査する美佐よっ・・宜しくねつ・・私、可愛いからって容赦しないから・・」
(えっ・・この女の人がオーナーで、私を審査するのぉ? な、なんか怖いよぉ・・)
「ところで、祐里・・貴女、その太腿の傷痕は何なのっ?」

ハッとして、自らの太腿を見遣る祐里・・
そこには、一筋の赫い傷痕が・・
俯く祐里の脳裏に、一週間前の出来事が蘇った。




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