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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第7章 祐里の回想 悪巧み ② 自慰
誰もがいない部屋に入る祐里、寂しさがこみ上げる・・
兎に角、シャワーを浴びようと、洗面所に・・
手早くミニスカとトップスを脱ぎ捨て、ブラも外す。
髪を結ぼうと、止めゴムを手に髪を搔き上げる・・
肘をあげた腋の窪みが鏡に映る・・
(い、嫌らしい腋っ・・こんなの、誠司サンに・・ぁっ、ま、正治にも観られたのっ・・? に、匂いも、か、嗅がれて・・)
蘇る自らの痴態・・

そっと、指先で窪みを撫でる、生暖かい湿った肌が微かにザラついている感触・・
更に、自らの窪みに鼻を寄せる。
途端に汗臭さと、それを搔き消す程の酸っぱ臭さが鼻を突く。
(うっ・・す、酸っぱいっ・・祐里、こんなの、嗅がれたのぉ?)

急速に高まる情欲、ゴクリと生唾を呑む。
誰もいないのは分かっているが、思わず周りを見回し、首を限界まで捻って、伸ばし切った舌先で窪みを掬う祐里・・
「ぁ、ぁ、ああぁぁ・・」
信じられない快感が奔り、艶めかしい喘ぎ声が木霊する。

ふと、手にした黒い止めゴムに目に付く。
途端に蘇る、誠司に施されたお仕置きの苦痛と快楽・・
溜め息を吐き出して、ショーツ一枚のまま寝室に入る祐里。

自らの甘い体臭が沁みたベッドに仰向けに横たわる。
壁のカレンダー、来週の土曜に小さな赤丸、そして、明後日の水曜日には、これも小さなハートのマーク。
「神さま、ごめんなさいっ、少し早いけど、祐里、もう・・」
小声で呟き、指先を口に含んだ・・


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