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第54章 オフ会3

矢部が「今、確かリオって…」と三田に言うので三田が「そうリオって言ったよ。リオさんはオーナーの専属の奴隷だからな」と教えたので矢部が「同性で？」と呟いたので三田が「今の世の中、おかしくは無いだろう？それに此処の会場でも何組か、居るしな…」と言い更に「それに後でその目で確かめてみるんだな」と言いながら仕事をしていた。やがて矢部達の所に茜達が来て茜が『どや、矢部ちゃんと仕事をしているか？』と茶化すが矢部は「は、はいッなんとか…」と答えたので三田に『それで17番さんはもう見たんか？』と聞いたので三田が「はい開演して早めの所で…」と返すと『Lさん達が居ないから目立つしな』と答えた。矢部はなるべく茜の横のリオを見ないようにしているので三田が茜に耳打ちをすると茜が『せやったな、矢部にはちゃんと話して無かったナ』と言うので矢部は茜を見ると茜が『ほら、リオ見せてやりぃ』と言うとリオが立ち上がり「はい、矢部さん、ご覧下さい」と犬マスクを脱ぐと矢部が密かに想っていたリオがそこにいて更に矢部は視線を下げると「嘘…」と視線を胸と顔に運ぶので三田が「やっぱりショックだよな…」と呟く。茜が矢部に『まぁ仕事着もメイド服やし、この胸と顔だから女だと思うのは無理も無いわナ』と矢部に言うとリオが「矢部さんを傷つけてしまったのは誤ります。ごめんなさい」と言うので茜が『ホナメイド服を着せたウチが悪いんか？』と軽くジョークを言うが矢部にはそれが頭には入って来なかった。そんな矢部に茜が『耐えられへんのなら部屋で休むとエエで』と言うので矢部が「でも仕事を…」と言うとリオが「私を女性として見ていたのなら尚更この後の事は今は見ない方がいいと思います」と矢部に言うので矢部が「何故ですか？」と言うと三田が「矢部はリオさんが男と知っても女性として今も見ているんだろう？」と聞くと矢部は小さく頷くので三田が「この後はステージでオーナーがリオさんを調教したりするのを矢部は見れるのか？」と言うと茜が『せやで、リオはウチの奴隷やからナ』と腹のジッパーを下げてあのインプラントを矢部に見せると「あぁ…」と矢部がその場にしゃがむので三田に『スマンけど隣の部屋で休ませてやってくれ』と言うので三田は「わかりました」と近くのテーブルにトレーを置いて矢部に肩を貸して会場から出て行く。リオが「矢部さん、大丈夫ですかね？」と心配する。