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歳下の悪魔
第7章 変化

◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
「あぁんっ、んんっ」
週末の今日は、手錠と縄で拘束され、バックからのバイブ。
季節は変わり、もう7月。こんな関係も三ヶ月以上。
O-157事件から一週間後には、また以前通りの一課と二課に戻っていた。一課の消毒はこれから定期的にするものだと話し、他の課にも漏れずに済んだ。
「はぁっ、あんっ」
でも和真は、相変わらず挿入しようとしない。
今日は美月と3人で呑んだ後。相乗りを装ったタクシーで彼のマンションに来て、少しだけ呑んでからのプレイ。
拘束されてバイブを挿入されれば、我を忘れる程気持ち悦い。
「はぅっ、あぁっ」
和真も部屋着に着替えたせいで、勃起しているのがよく分かった。それでも、挿入はしてくれない。
「はぁっ、もうっ、ヤぁっ、和真っ! んんっ……」
イった刺激で体が支えきれなくなり、冷たいシーツに崩れ落ちた。
「優華。今日も可愛かったよ……」
彼が髪を撫でてくれる。
それだけ。
和真が何を考えているのか、未だに分からないまま。「挿れてぇ」と哀願しても、挿入されるのはバイブ。
「シャワー浴びたら、まだ呑むよね?」
頷いてから、シャワーを浴びに行く。
ちゃんとイったのに、秘蕾はまだ疼いている。
ボディーソープで洗う為に触れると、ピクンと体が跳ねた。
性奴隷の私には、挿入などしたくないんだろうか。でもそれを促したのは和真の方。最初は嫌がる私を写真で脅し、無理矢理縛って拘束とバイブの悦さを教え込んだ。
今は、私の部屋にもバイブがある。以前連れて行かれた店へまた一緒に行き、私自身が選んだ物。
仕事があるから、毎晩会えるわけじゃない。そんな時は和真を思い、声を出してオナニーしている。盗聴器で聞かれていても構わない。
髪を拭きながらリビングへ戻り、彼の向かいに座った。
「ねぇ、和真……。私……」
「どうしたの?」
彼から水割りのグラスを受け取り、首を振る。
言葉にするのは、こんな私でも恥ずかしい。
「優華? 言いたいことは、はっきり言って?」
水割りを飲み干し、氷だけになったグラスに、ウイスキーだけを注いだ。思い切って、それも呑み干す。
「何かあったの?」

