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歳下の悪魔
第1章 後悔
そんな言葉にも反応してしまうなんて、縛られるのを喜んでいるようだ。
これは、暫くセックスをしていないせい。気持悦いのは、秘蕾とクリトリスが擦られているから。縄など、関係ない。そう思い込みたかった。
「あぁっ、はぅっ」
「優華が、いやらしいんだよ? 初めての拘束で、そんなに感じてるなんて」
自分を、いやらしいと思ったことなんてない。元彼とのセックスは、月に二度くらい。外でデートをして、どちらかの家に行く。
「あっ、あぁっ」
「優華は、本当にいやらしいね……」
言葉に責められるのは、初めての経験。自分でも、どうしたらいいのか分からない。
下半身だけだった熱が全身に広がり、指先まで熱いよう。
「あんっ、はぁっ、んんっ」
「ホラ、イっちゃいなってば。それとも、縄を味わってるの?」
首を振ったが、そのせいでまた縄に擦られる。
自由にならない体。そんな状況で責められ、私はもう限界。
「イヤぁっ、もうっ、あぁんっ! はぁっ……」
ビクビクと体が震える。私はそのまま、シーツへ落ちた。