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歳下の悪魔
第6章 辱め
「偉いね、優華。じゃあ、挿れてあげるけど……」
何故か和真が、言葉を濁す。
「今日は、俺と、セックスしてるつもりになってよ。気持ちイイ時は、和真って呼んで?」
それなら、本当にセックスすればいいのに。そう思いながらも、頷いた。そんなことよりも、早く熱が欲しい。
「挿れるよ……」
密を着けたバイブが、中へ入って来る。
「あぁっ」
「可愛いよ。優華……」
奥まで入ったバイブが、グニグニと動き出す。壁という壁を擦られ、体を捩った。
体を動かすと縄が少しきつくなっていくが、それさえも快感と捉えてしまう。
「あんっ、和、真っ、んんっ」
「優華……」
彼は私を見つめるだけで、自慰をする様子もない。見ているだけで、本当に満足なのだろうか。それなのに名前を読んで欲しいなんて、意味が分からない。
「あっ、はぁっ」
そんな考えさえ、頭の隅へと追いやられていく。
既に私は、こんなプレイを楽しんでいる。和真と離れれば、もう出来なくなってしまう。そんなことが頭を過った。
「あんっ、イイっ、和、真っ、んんっ」
私は頭の中で、彼とセックスしている。一度思うと、もう止められない。
「あっ、触ってぇっ、はぁっ」
「どこを触って欲しいの?」
彼が、意地悪そうに訊いてくる。
「乳、首っ、あぁっ」
自分の発した言葉に、自分で感じていた。でも今は気持ち悦すぎて、セックスのことしか考えられない。
和真はまた縄で、太ももや腰にバイブを縛った。
「おっぱいと乳首。どんな風に、して欲しいの?」
彼は私の横に座り、動きで揺れる乳房を見つめている。
「あんっ、しゃぶっ、てっ……。はぅっ」
あられもない言葉さえ、恥ずかしいと感じなかった。それ以上に、下半身では恥ずかしいことをされている。縄だってそう。縛られていることが、快感を増しているのは確か。
「しょうがないなあ。優華はわがままだね?」
「あぁっ、はんっ」
乳房を舐められただけで、ビクンと反応してしまう。生温かい舌に、音を立てて乳房をしゃぶられた。
「はぁんっ、イイっ、和、真っ、あぁっ」
もう、自然に名前を呼んでいる。
「じゃあ、今度はコッチ……」
乳首を舌で弄ばれ、シーツから背中が浮く。