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歳下の悪魔
第7章  変化


「いいよ……。優華……」
 和真が快感を求めるなんて、初めて。
 いつも服さえ脱がず私だけが全裸で、縄やバイブでイかされていた。
 フェラなんて、久し振り。さっき会った元彼と別れて以来。
 元彼が月に二度くらいしかセックスしなかったのは、他にも彼女がいたせい。それが分かった今、悔しいよりもさっぱりとした気分だった。
 振られはしたが、別れて正解だったのだろう。もしあのまま付き合い続けても、未来はなかった。もし元彼と結婚していたら、上手く浮気されるかもしれない。
 私はそういったことに疎いから、簡単に騙せただろう。
「優華……」
 喉の方まで使い、丁寧にフェラをする。和真の性器は大きくて、少し苦しいくらい。
 今日こそ挿入するだろう。
 不思議と、不安などはない。
 私はいつの間にか調教され、和真に奉仕するように変えられてしまった。
「もう、いいよ……」
 そう言われ、彼の性器から離れる。
 射精していない。この後のセックスの為に、やめたのだろうか。
「こっち来て」
 プールから上がり体を拭くと、和真の後を着いて行く。
 シャワールームの蔭で見えなかったドアがあり、そこへ入った。
「な、に……?」
 私の背中を軽く押し、彼は灯りを点けてからドアを閉める。
 そう広くない部屋の中央には、変わった形のベッドのような物。
「優華。それに寝て」
「え……」
 そう言われても、寝方が分からない。和真を見ると、ニヤリとした表情。
「しょうがないなぁ……」
 抱き上げられ、ベッドのような物へ乗せられる。
「えっ?」
 横になれる部分は、頭と腰まで。手は伸ばして台に乗せられ、皮のような太いベルトで留められた。
「ヤぁっ」
 足首も留められると、膝を立てて脚を開いた状態。これでは、縄での拘束と変わらない。
「優華。可愛いよ……」
 和真が足の方へ行くと、また秘蕾を見せつけているよう。
「ちょっと待ってて」
 そう言うと、部屋から出て行ってしまう。
 これは、拘束専用のベッドだろう。元の部屋には大きなベッドが2つもあったのに。
「お待たせ」
 少しして、彼が戻って来た。その手には、太くて長いバイブ。
 さっきの店で買った物だ。



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