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女子大生 まさみ 禁断の一夜
第6章 審判 ③
決して、一気に頂きに達する様な、キレのある快感では無い。
しかし、ボディーブローの如く、執拗に快楽と言う名のダメージを与え続ける男の指技・・
(あんっ・・いつまで、慰め続けるのぉ? 身体の奥底が熱く痺れて、おかしくなりそうっ・・こんなの、嫌だよぉ、高いお金出したんだから、もっと、色んなトコを・・)

気付かぬうちに、発情し始めた まさみ。
まさみの、女の悦びを司る脳の性中枢に、ゆっくりと着々と溜まり蓄積し続ける、快楽物質 ドーパミン・・
乳首やクリトリス等の への刺激なら、許容範囲を一気に越えるドーパミンを貰える事もあるだろう・・
許容範囲を超えた時に起る、快感を耐えた分だけ与えられる、絶頂と呼ばれる、オンナへのご褒美・・

しかし、男に巧みに制御された快楽は、決して一気に溢れる事は無かった。
許容範囲ギリギリで溢れ無い、ドーパミン。
普通なら既に満足している程の、愉悦の高みで留まり続ける まさみの脳と身体・・
ほんの一滴ずつ、溢れ始めるドーパミンが、まさみの性中枢を刺激し続けて、絶頂を求めて発情し肉欲は破裂しそうになる。

崖から飛び降りる如き、一気に迎える絶頂なら、耐えきれずに歓喜の嬌声を上げる事もあろう。
しかし、蛇の生殺しの如き性感施術に、狂いそうな まさみ。
漏れそうになる、愉悦の啜り哭きを、拳を解き、手の甲に唇を押し当てて、何とか堪える まさみ・・





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