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第6章 審判 ③

まさみの両腿に座った男、両手指で乳房を慰める。

(んっ、この唾液に塗れた肌、最高の滑りだっ・・)
弾力に満ちた肉に、食い込ませた指先を震わせ揉み込む。

既に臨界点に達している、まさみの脳の性感中枢。
絶頂に値する快感が襲いかかる・・
普通の絶頂なら、悦びと共に鎮まり始める快感。
だが、絶頂状態のままで、永遠と続く快感・・
正に、のたうち回る まさみの女体・・
先輩か？ 哲也か？ 誰の為に耐えるのか？ 必死に、叫び出しそうな声を我慢する、まさみ・・

男の指の動きが、嘲笑う様に変化する。

目一杯、手を拡げ、乳房全体を包んだ指を、ゆっくりと頂点に向かわせた・・
唾液で、滑らかに這う指先が、乳首に向かった・・

まさみの弾ける様な肉に、めり込みながら乳首に向かう指。
「あんっ・・きゃんっ・・やっ、やんっ・・だ、ダメェ」
余りの快感に思わず手を放し、愉悦の声をあげる。

(ま、まさみぃ・・嘘だろっ・・)

まさみの右手が、シーツを鷲掴みにする・・
「あっ、あっ、あぁぁ・・や、やめてぇぇぇ・・」
迸る、まさみの嬌声が、やがて、啜り哭きに・・
「・・・・ぁぁぁぁ・・ぅ、ぅぅっ・・ぁぁ、ぁぅっ」

(もう、や、止めろぉぉぉ・・)

(ふふふ、まだだっ、もっと、もっとだっ・・)

(・・ぃ、逝きたぃぃ・・で、でも、先輩、晢ぅ・・)