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女子大生 まさみ 禁断の一夜
第7章 想い
「お客様、施術に集中出来ませんから、電源を切って・・」
男がアイマスクを外して、スマホを手渡そうとした瞬間に、3度目の着信音・・
「駄目ぇ、で、出ないでっ・・」
まさみの叫びを無視して、通話ボタンを押し、手渡した。
(もしもし、もしもしっ・・まさみ? まさみかっ?)
スマホの向こうから聴こえる、懐かしい声に、息を呑む。
(まさみ? 何で、直ぐに出てくれなかったんだよ? どうした? 元気なんだろっ? なぁ、何か、喋ってくれよっ・・)
スマホを握り締めたままで、男の顔を見る まさみ。
(・・・・ま、まさみっ・・)
まさみの返事に怯えて、耳を塞ぎたい俺、だが、出来ない。
まさみと先輩の会話なんて聞きたく無い、でも聴きたい。
静寂な田舎の民宿の夜、否応無く届くスマホの声・・
感情を押し殺した、まさみの抑揚の無い声・・
「は、はい、先輩、何でしょうか?」
(まさみ、お前、怒ってるのか? 俺も忙しくて、相手してやれなかった事は、謝るよ・・なぁ、まさみ、会いたいんだっ)
「別に怒ってません、ただ、突然で、驚いて・・」
(まさみ、俺、明日、東京に行くから・・着いたら、直ぐに、お前と会いたいんだっ、なっ、良いだろっ)
まさみの心を揺さぶる言葉、何度も身体を開いた男の声に、思わず胸が熱くなる・・
「んっ、明日、ですかっ?」
その時、男が卑猥な笑みを浮かべて、とんでもない言葉を。
「お客様、そろそろ時間です。施術を再開します。あ、そのまま、通話していて構いませんから・・」
男がアイマスクを外して、スマホを手渡そうとした瞬間に、3度目の着信音・・
「駄目ぇ、で、出ないでっ・・」
まさみの叫びを無視して、通話ボタンを押し、手渡した。
(もしもし、もしもしっ・・まさみ? まさみかっ?)
スマホの向こうから聴こえる、懐かしい声に、息を呑む。
(まさみ? 何で、直ぐに出てくれなかったんだよ? どうした? 元気なんだろっ? なぁ、何か、喋ってくれよっ・・)
スマホを握り締めたままで、男の顔を見る まさみ。
(・・・・ま、まさみっ・・)
まさみの返事に怯えて、耳を塞ぎたい俺、だが、出来ない。
まさみと先輩の会話なんて聞きたく無い、でも聴きたい。
静寂な田舎の民宿の夜、否応無く届くスマホの声・・
感情を押し殺した、まさみの抑揚の無い声・・
「は、はい、先輩、何でしょうか?」
(まさみ、お前、怒ってるのか? 俺も忙しくて、相手してやれなかった事は、謝るよ・・なぁ、まさみ、会いたいんだっ)
「別に怒ってません、ただ、突然で、驚いて・・」
(まさみ、俺、明日、東京に行くから・・着いたら、直ぐに、お前と会いたいんだっ、なっ、良いだろっ)
まさみの心を揺さぶる言葉、何度も身体を開いた男の声に、思わず胸が熱くなる・・
「んっ、明日、ですかっ?」
その時、男が卑猥な笑みを浮かべて、とんでもない言葉を。
「お客様、そろそろ時間です。施術を再開します。あ、そのまま、通話していて構いませんから・・」