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第10章 感じる事

俊也は・・・。


良い男だ。


あの事件は俺も正直～・・・ビックリしたけど。


アイツは結城を好きになり過ぎたんだ。


俊也は俺等が見ていなかった頃の結城をずっと見てきた・・・・。


高校１年からずっとだ・・・。



一途に・・・他に女も作らず・・・・。


ずっと結城だけが好きだった。


ただそれだけだ。



「俊也～・・・・・」


ソファーに寝転がり・・・庭でお茶する凛とまち子を見ながら・・・・・。


『なんだよ・・・・』


「良い女と早く付き合えー・・・・・・(笑)」




俺の・・・良い女・・・凛を見ながら言った・・・・。


女は良い・・・。


それも自分にとって特別な女・・・。


凛は俺に癒しを与えてくれるし・・・俺を・・・更生させてくれたのもアイツだ。


『淳は幸せなんだな・・・(笑)』


・・・・・・(笑)


「お前も幸せになれよ・・・・」