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アリョーナの旅路
第2章 アリョーナの旅路・第2部
「アリョーナさん、それだったらさ、ちょうどいいお話があるのだけど…」
「ちょうどいい話って…それは何でしょうか?」

社長さんはアタシに、少し遠回しの口調でこう言いましてから、アタシにお見合いの話をすすめたのでありました。

社長さんがアタシにすすめたお見合いの相手は、トリビューンタワーの中にある総合商社の営業の38歳の男性社員のマーティーさんでありました。

マーティーさんは、ハーバード大学をトップの成績で卒業しまして、年収は20万ドル…でありましたが、マーティーさんのいる部署は営業でも、苦情受付係りのお仕事の部署に配属されていました。

マーティーさんは、入社をしてから仕事ひとすじで通してきましたので、結婚相手と知り合う機会がまったくありませんでした。

社長さんは、そんなマーティーさんを心配をしまして、アタシとのお見合いの話を進めていました。

アタシはこの時、結婚をすることも、新しい恋を始めることも全く考えてはいませんでした。

しかし、社長さんはせっかくのご縁なのだからと過度にやさしい声でアタシに言いまして、お見合いをしてほしいとお願いしていました。

アタシは、仕方なく社長さんの頼みを聞き入れまして、9月21日にリンカーンパークの近くにある高級レストランでマーティーさんとのお見合いをすることになってしまいました。
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