パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 アリョーナの旅路・第２部

９月18日の昼頃のことでありました。

マーティーさんが勤務している職場の近くにあるフィルスファニーズ437ラッシュ(イタリアンステーキの店)にて…

マーティーさんがひとりで１食５ドル50セントのランチセットでお昼ごはんを摂っている時でありました。

この時、マーティーさんが座っている席に同じ会社のOLさんのメアリーさんがやって来ました。

「メアリー。」
「マーティーさん、ここに座ってもいいですか？」

メアリーさんは、にこやかな表情でマーティーさんに声をかけた後に、マーティーさんの向かいの席に座りました。

メアリーさんは、マーティーさんが勤めている同じ会社の販売企画部のOLさんでありまして、カノジョは社内恋愛で知り合いましたカレと婚約をいたしまして、10月４日の予定で結婚をすることが決まっていました。

メアリーさんは、にこやかな声でマーティーさんに社内恋愛で知り合ったカレと挙式披露宴を挙げることを報告しましたが、マーティーさんは気乗りのない声でメアリーさんに言いました。

「おめでとう…メアリーならいいお嫁さんになれるよ…」
「うれしい…マーティーさんに喜んでいただいて…とてもうれしいわ。」

マーティーさんは、メアリーさんの結婚をおめでとうと言いましたが、マーティーさんは心のどこかでさみしさを感じていたのでありました。