パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 アリョーナの旅路・第２部

「マーティーさん、マーティーさんは大学を卒業してわが社に入社をしてから、16年間シカゴの本社に居続けてクレーム対応のお仕事ばかりが続いているから、そろそろどうにかしてあげようと思っているのだよ…」
「社長、今度は本当なのでしょうねぇ…」

マーティーさんは、社長さんにやや冷めた声で言いましたので、社長さんは「どう言うことなのだね？ワシがウソをついていると思っているのか？」と言い返しましたので、マーティーさんは社長さんにこう言いました。

「前の時は、通勤手当てを加えてあげようかと言っておいて、１セントも手当てを出さなかった…どうしてそうやってウソをつくのでしょうか!?」

マーティーさんの言葉に対しまして、社長さんは開きなおった声でこう言いました。

「悪かったよぉ…あの時は会社があまりもうかっていなくて…」
「また今回も、同じようなことをするおつもりなのですね。」
「マーティーさん…あの時は悪かったから…今度はきちんと約束を守るから…今回は、マーティーさんのお母さまがすごく心配なされていたから…結婚相手に出会えるチャンスを作ってあげようかと思っているのだよぉ…」
「本当でしょうか？」

マーティーさんは、ますます冷めた声で言いましたので、社長さんは困った声でマーティーさんにこう言いました。