パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 アリョーナの旅路・第２部

「社長さん!!アタシはね!!思い切り怒っているのよ!!マーティーさんはね!!メアリーさんとの結婚を止められたことについてね!!アタシが止めたとわめいてね!!カネを出せとすごまれたのよ!!だからアタシね!!売り子さん会社のお給料をバンスして、マーティーさんに渡したのよ!!昨日もアタシにカネのムシンに来たわよ!!その時は、300ドルを渡したのだけど…アタシね!!このままシカゴにいたら、マーティーさんに押さえつけられてしまうのよ!!助けてよ!!」

アタシの言葉を聞いた社長さんは、アタシにこう言いました。

「アリョーナさん、マーティーさんのことはみんなワシが悪いのだよ…16年間本社にいて、待遇面で文句ひとつも言わずにもくもくと働いて下さったことについては…助かっているのだよぉ…マーティーさんには本社にいてほしいのだよ…」
「そのように思うのだったら、マーティーさんのお給料を50ドルに上乗せしなさいよ!!10ドル上乗せとデリバリーランチと言うけれども、それで差し引いた分は結局差し引き０で金額は一緒じゃないのよ!!」
「そんなことはないよ…10ドル上乗せとデリバリーランチのことだけど…計算をしてみたらね、きちんと手当て分は残るようになっているのだよぉ…」
「何なのよそれは!!あんたね!!都合のいいことばかりを言わないでよね!!キレイゴトばかりを言っておいて!!結局は従業員さんのお給料をピンはねしてフトコロへ隠しているのでしょ!?何とか言いなさいよ!!」