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第2章 アリョーナの旅路・第２部

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2014年11月30日のことでありました。

アタシは、１ヶ月かかりまして売り子さん会社からバンスをしていました2000ドルを返すことができました。

売り子さん会社でのバイトといつものバイトで稼いだ分に加えまして、シカゴ郊外と周辺のゴルフ場数ヶ所でキャディのバイトをしましたし、男性雑誌の素人モデルなどで2050ドルを稼いで、バンスをした分を返しました。

アタシの手持ちには50ドルが残りましたが、貯蓄も極力減少をしていましたので、生活はなおも苦しい状況が続いていました。

その一方で、マーティーさんは会社を無断欠勤しまして、家出をしてしまったのでありました。

マーティーさんは、両親と一緒にマーティーさんの今後の人生のことについて話し合いをしていましたが、マーティーさんが『ふざけるな!!』と両親に怒鳴りましたので、耐えかねたお父さまはマーティーさんに『出て行け!!』と怒鳴りましたので、マーティーさんは怒って家を飛び出してしまいました。

アタシはこの時、アメリカ社会で生きて行くことに限界を感じていましたので、クリスマス休暇の期間が始まる前日までにアメリカを出ることを決意しました。