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第2章 とし子の悲劇・第２部

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アタシは、クソッタレ章介の親族全員を許すことができなくなりましたので、クソッタレの家との関係は修復不能におちいってしまいました。

それと比例して、義父母のムカンシンがさらにひどくなりました。

義父母は、なにがなんでも義姉を結婚させようと言うことしか頭にはありませんでしたので、アタシとの間に生じた亀裂はさらに深みをましていました。

2015年７月25日のことでありました。

義姉のお見合いのお世話をしてくださる人が見つかりましたので、お見合いをすることができるようになりました。

義姉のお見合い相手は、府中市内の信用金庫に勤務している37歳の男性職員さんで、４人きょうだいの三男さんでありました。

義父母は、クソッタレが家を飛び出しましたので、義姉が結婚をすることができた後は、結婚相手の男性と同居をしてほしいことを強く希望していました。

義姉のお見合いは、７月26日に福山市内のホテルのレストランでランチを摂りながらお見合いでありましたが、お見合いの席で深刻な事件が発生したのでありました。