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純愛ハンター
第2章 裁き2、ブスになる魔法
そして、野波は男の見ている前で一晩中…

「あっ…ダメ!イッちゃうっ!またイッちゃうぅっ…!」
「はははっ!お前の彼女、自分から腰振ってるぜ~!マジで好きモノだな…」

男の友人たちとのセックスを強要された。
だが、野波は友人たちに『彼女』と呼ばれるたび、こんな形ながらまだ『彼女』として扱われている事にわずかな喜びを感じてしまうほど男へ依存していた…。
だが翌朝、高いびきで眠りこけている男のスマホを野波が何気なく手に取ると、

『自信喪失調教中のメンヘラ肉奴隷12号(Vol.9)!』
そんなタイトルが付けられ、昨晩の乱交の様子の動画がある映像掲示板にアップされているのを見てしまう…。

(に…『肉奴隷』?12号…私…もしかして最初から『彼女』じゃなかったって事なの…?)

野波がショックを受けたのは動画の事よりも、『彼女』として扱われていない事実だった。

(彼女だったから耐えてたのに…結婚考えてくれてるから我慢したのに…えっ?な、何?コレっ…!)

しかし野波は、動画に付けられた大量のコメントにさらに目を疑った…。

【この肉奴隷エロ可愛い過ぎ!羨まし過ぎてつい住所特定したくなるわぁ…】
【この子、その辺のアイドルより可愛くね?プロ雇うの萎えるからマジで止めて欲しい】
【up主、こんな可愛い肉奴隷作るメソッド公開しろ!10万までなら出すぞ】

コメントの多くが、野波の容姿を徹底的に褒め称える内容ばかりだったからだ。

(え…?どういう事…?可愛いって…この…私が?)

自身の評価が全く分からなくなった野波は衝動的に街へ出ると、雑誌モデルのスカウトカメラマンが徘徊している事で有名な『西武学園ナミャラ』というファッションビルの前へ向かった。すると、

「スイマセ~ン!一枚撮らせて貰えますか?」

ものの5分も経たないうちにスカウトカメラマンに声を掛けられたのだ。

(おかしい…!こんな可愛い子だらけなのにわざわざ私に声をかけるなんて…もしかして私…ブスじゃないのかな…?)

その後も次々と声を掛けられ続けた野波は、この日だけで4誌のファッション誌にスナップの掲載が決まり、さらに2社の芸能事務所のスカウトマンの名刺を手にして帰宅した。
野波は芸能事務所の名刺を床に投げ捨てると、目から大粒の涙をボロボロ…とこぼした。
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