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燿子〜追憶のLesson〜
第10章 Episode 8
「お手伝い?」

「そう、お手伝い。サトシ君が、立派な素敵な大人の男の子になるお手伝いをさせて欲しいの」

「・・・」

「余計なお世話で迷惑だったらいいのよ。自然のなりゆきに任せることだってできる。私は”その時”を待つことだってできるわ。だけど・・・」

「私はサトシ君のことが好きだし、もっと知りたいし・・・サトシ君の役に立ちたいの・・・」

「ありがとう、先生。じゃあ先生も僕にすべて見せてくれる?恥ずかしいところも何もかも」

「わかったわ。じゃないと不公平だもんね。私もサトシ君には隠し事しないって約束する。二人だけのヒミツよ♡」

ようやく安心したサトシ君は私のほうを見て、深いキスをくれた。

愛情の籠ったオトナのキスを。。。

私はまた一つ階段を上った。
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