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レディー・マスケティアーズ
第7章 アラミス ――カフェ・アレクサンドル
「いや。誘ったんだけど、今日から札幌に出張で付き合えないって。しかし、田野倉のやつ、最近どうも変なんだ。おれにも黙っていることがありそうだし、叔父貴も気を許さないほうがいいぜ」
 さっきのご注進の件を根に持っているのか、田野倉の名前が出るたびに、浩一は露骨に顔をしかめた。
「札幌に出張? どうせススキノを飲み歩くだけだろうに。ちぇっ、あいつがいれば、四人プレイが楽しめたものを」
 まあいい。あの女ディーラー。特技多数とは楽しみだ。
 しかし、相手はおれたちだ。浩一の言ったサンダーバード基地――三軒茶屋のマンション――には、それこそ特殊装備が満載だ。返り討ちに合わせて、ヒーヒー泣かせてやるか。
 想像するだけで、股間の一物が固くなる。
 茂は久しぶりに、晴れやかな気分になった。

               *

 木庭たちが銀座の「カフェ・アレクサンドル」で新しい獲物を見つけた前日の木曜日。田野倉祐作は、山岸彩也子と二人、江東区にあるマンション、パークサイド・パレスにいた。 夜の八時。たった今、彩也子の手料理を堪能したところだった。
 このマンションに連れ込んでから四日。調教にもっと時間がかかるかと思っていたが、彩也子はあっけなく田野倉の奴隷になった。
最初の日、自分は彩也子に宣言した。
「おれは、今日からおまえを守る騎士だ。だから、おまえも、おれの言いつけを守るんだ。
 朝起きたら、フェラチオでおれを起こす。そして、おれはおまえを押し倒し、正常位で交わる。これが朝のお努めだ。
 会社から家に帰る時間には、おれが着ることを許したエプロン以外、何も身につけるな。ブラもパンティーも何一つだ。素っ裸にエプロンだけの格好で、おれを出迎えるんだ。
 今度は立ったまま、後ろからおまえを串刺しにしてやる。たっぷりザーメンを注ぎ込んでやるぞ。
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