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レディー・マスケティアーズ
第7章 アラミス ――カフェ・アレクサンドル
 それが終わってから食事と風呂だ。そして、それが済んだら、今度はおまえがおれの上に乗る。そして、腰を振れ。おれが「いい」と言うまで振り続けるんだ。
 これが、おれたちの決まりだ。
 正常位、後背位、騎乗位。毎日三度の肉料理を楽しむ。
 それともう一つ、おれのことを「あなた様」と呼べ。これが、おまえの務めだ。わかったな?」
 彩也子は素直に頷いた。
 今こうしている時も、田野倉が命じたエプロンのほかに何も身に着けていない。メイド風のエプロンは、背中のないワンピースタイプで、スケスケのレース地だ。テーブルで向き合うだけで、彩也子の赤い肉襞があらわになる。そこから湧き出る愛液までも……。
顔を赤らめながら、それでも彩也子は「何も隠すな」というおれの命令を忠実に守っている。何を言いつけても、彩也子は「はい、あなた様」だ。
 ベッドに寝そべった田野倉は、キッチンで洗い物をしている彩也子に「早く来い」と声をかけた。忘れたのか? そろそろ今日三度目の肉料理をむさぼる時間だぞ。
「お風呂が沸いていますけど?」
「風呂は後だ! 早く来い!」
 田野倉がもう一度命じる。
 彩也子は「はい、あなた様」と答えて、そそくさとタオルで手を拭き、明かりを点けたままのベッドに滑り込んできた。
「よし。今夜も、ご主人様の体をたっぷり味わわせてやる」
「はっ、はい。嬉しいです」
 沙也子は大きな瞳をまだたきさせると、仰向けになった田野倉に覆い被さるようにして、その口を吸った。
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