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婦警さんと俺
第1章 兄貴
 その日、中学校から帰宅すると、『喜びの歌』の大きな合唱音が我が家から漏れ聞こえてきた。
 (兄貴、熱があって高校を休んでるのに、、、)
 俺は玄関を開けると「兄貴!。ステレオの音、大きいよ!。小さくしなよっ!」と部屋で寝ている筈の兄に向かって叫んだが、兄から何の反応もない。
 (ったく!。うるせーな!)
 俺はステレオの音を小さくしようと思い、「ステレオの音がうるさいよっ!」と言いながら兄の部屋の襖をガバッと開けた。
 「兄貴、なにヤってンだよ!。近所迷惑じゃねーか!」
と言って、兄が寝ている筈の布団を見た瞬間、、兄の布団の上で起きている状況が飲み込めずに俺の全身の活動が暫く停止した。
 そして徐々に、若い女の人の悲鳴と兄の怒鳴り声がステレオの音に混じって聞こえてくるのがわかった。
 「イヤーーーッ!。ヤメテーーーッ!。イヤーーー!」
 「騒いでんじゃねーよっ!。大人しくヤらせろよっ!。婦警さんよっ!」
 (えっ!?。何?!)
 俺は兄の布団の上で何が起きているのか確かめようと、兄の布団をじっくりと見つめると、兄が仰向けになっている半袖の制服姿の婦人警官に馬乗りになって婦警の制服を大きく左右に引き裂いていた。
 「誰か助けてーーッ!。イヤーーーッ!」
 「ったく!。うるせーンだよっ!!」
 「ヤンッ!」
 兄が婦警の両頬に何発も往復ビンタを喰らわせると、婦警の悲鳴が止んでステレオの大きな音だけが俺の耳に聞こえてきた。
 無抵抗になった婦警の顔は、兄の視線を避けるように俺の反対側を向いている。
 兄が婦警の背中に手を遣ってブラジャーのフックを外してサッとブラジャーを剥ぎ取ると、ソコに純な白色をした上向いた張っ乳房が見えた。
 しかも頂上にある乳首は見事な朱色だ、、、
 俺は思わす、「おおっ!」と叫んだ。
 すると兄貴が俺に気づいた。
 「なんだ、おまえ。帰ってたのかっ!。俺がヤッたあと、おまえにも、この婦警さんをヤらせてやっから、待ってろ!」
 そう言って兄が婦警の乳房を手のひらで鷲掴みにして揉み始めると、「うっ!」という呻き声をあげた婦警の上半身がピクンッと動いた。
 「い、いやあぁぁぁ、、、」
 婦警は悶えたような声を出しながら顔を俺の方に向けると、俺の目と婦警の目がぴたりっと合った。
 婦警は瞳を大きく開けて俺を見つめた、、、


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