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婦警さんと俺
第1章 兄貴
「山野さんッ!。目を閉じたまま早く逃げてッ!」
(えっ!?。えっ!?。早く、逃げてって?!)
家の奥からは兄貴の「痛えーッ!!。痛えーッ!!」という苦悶の大声が聞こえてくる。
(あっ!?。兄貴、、もしかしてっ、、催涙スプレーをかけられたんじゃっ!?)
「山野さんっ!。早くっ、その男から逃げてっ!。」
「はっ、はい、、、」
兄貴に襲われていた若い婦警の声は、涙混じりの震えた声だ、、、
「山野さん、、下着、、自分で上げられる、、、?。噴射材がかかってるわよねっ?腕、痛くないっ?。」
「は、はい、、、大丈夫です、、、」
(そうだ、あの婦警さん、、兄貴に下着を片方だけ脱がされてたンだ、、)
若い婦警が下着をあげている姿を呑気に想像していると、
「貴方を強姦未遂および監禁・公務執行妨害の現行犯で逮捕しますッ!」
という叫び声が聞こえきた。
「兄貴が逮捕、、、ッ!?。ん?!、、ソンじゃあ俺も逮捕されるのか?!、ヤベーッ!」
俺は慌てて玄関ドアを開けて逃走する。
するとミニパトから降りてきた若い婦警が俺に気づいて叫ぶ。
「待ちなさいッ!」
(待ちなさいって、待ったら逮捕されるだろうがあ、、、)
俺は若い婦警に背を向けて必死に逃げる。
背後からアスファルトの路面をを叩くパンプスの靴音が、速いテンポで聞こえてくる。
「止まりなさいッ!、、、止まってッ!」
俺は婦警から逃げながら、“フッ”と思う、、、
(あの若い婦警さん、小柄だし女子高生みてーな華奢な体してるから、格闘になっても俺が勝つんじゃね、、、ヨシッ!。どうせ指名手配されて逮捕されるなら、あの若い婦警さんを襲ってレイプして楽しんでやろう、、、。この先の廃屋に若い婦警さんを連れ込んで、、、そこでお楽しみ会だ、、、ッ!)
この先の角を曲がって少し行った処に廃屋になっている一軒家がある。そこは庭付きの家で鍵が壊れているので家屋の中に入ることもできるのだ。
俺は顔を後ろに向けて、追いかけてくる婦警さんを見る。
(その調子で追いかけて来てくれよな、、婦警さん、、)
廃屋の一軒家についた俺は庭に入り、荒い息をしながら道に面した外玄関横のブロック塀に身を隠す。
速いテンポのパンプスの靴音が、塀の前で突然消えた、、、
(えっ!?。えっ!?。早く、逃げてって?!)
家の奥からは兄貴の「痛えーッ!!。痛えーッ!!」という苦悶の大声が聞こえてくる。
(あっ!?。兄貴、、もしかしてっ、、催涙スプレーをかけられたんじゃっ!?)
「山野さんっ!。早くっ、その男から逃げてっ!。」
「はっ、はい、、、」
兄貴に襲われていた若い婦警の声は、涙混じりの震えた声だ、、、
「山野さん、、下着、、自分で上げられる、、、?。噴射材がかかってるわよねっ?腕、痛くないっ?。」
「は、はい、、、大丈夫です、、、」
(そうだ、あの婦警さん、、兄貴に下着を片方だけ脱がされてたンだ、、)
若い婦警が下着をあげている姿を呑気に想像していると、
「貴方を強姦未遂および監禁・公務執行妨害の現行犯で逮捕しますッ!」
という叫び声が聞こえきた。
「兄貴が逮捕、、、ッ!?。ん?!、、ソンじゃあ俺も逮捕されるのか?!、ヤベーッ!」
俺は慌てて玄関ドアを開けて逃走する。
するとミニパトから降りてきた若い婦警が俺に気づいて叫ぶ。
「待ちなさいッ!」
(待ちなさいって、待ったら逮捕されるだろうがあ、、、)
俺は若い婦警に背を向けて必死に逃げる。
背後からアスファルトの路面をを叩くパンプスの靴音が、速いテンポで聞こえてくる。
「止まりなさいッ!、、、止まってッ!」
俺は婦警から逃げながら、“フッ”と思う、、、
(あの若い婦警さん、小柄だし女子高生みてーな華奢な体してるから、格闘になっても俺が勝つんじゃね、、、ヨシッ!。どうせ指名手配されて逮捕されるなら、あの若い婦警さんを襲ってレイプして楽しんでやろう、、、。この先の廃屋に若い婦警さんを連れ込んで、、、そこでお楽しみ会だ、、、ッ!)
この先の角を曲がって少し行った処に廃屋になっている一軒家がある。そこは庭付きの家で鍵が壊れているので家屋の中に入ることもできるのだ。
俺は顔を後ろに向けて、追いかけてくる婦警さんを見る。
(その調子で追いかけて来てくれよな、、婦警さん、、)
廃屋の一軒家についた俺は庭に入り、荒い息をしながら道に面した外玄関横のブロック塀に身を隠す。
速いテンポのパンプスの靴音が、塀の前で突然消えた、、、