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狼になる瞬間
第3章 コロちゃん

広い公園をゆっくりと散歩した。

拓馬がふいに美優の手を引いて歩き始めた。

突然のことでドキッとしたが美優はとても嬉しかった。



「あっちぃーなー…」

今日は気温も高く、雲一つ無い天気で、とても暑かった。

「ちょっと涼みに美優ん家行ってもいい?」

「うん。そうだね!暑いから行こうか」

と美優の家へ向かうことになった。

途中で飲み物やアイスを買って行った。

うちのマンションはペットがダメなため、
誰にも気づかれないようにコロを部屋に連れて行った。

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