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狼になる瞬間
第4章 デート

「…放置プレイ…?」

「そー。」

そんな会話をしているとパスタがきた。

それを2人は無言で食べる。

(…放置プレイってなに…?)

美優はよくわかっていなかったが、
このあと、思い知らされることになる。

ーお店を出ると、
さっきまで繋いでくれた手を全く繋いでくれず、
更には私が少し追いつけないペースで歩いて行く。

「ま…まって!」

だが拓馬は反応しない。

「どこ行くのっ?」

「買い物とかー」

美優は着いて行くのがやっとだった。

拓馬はメンズ服のお店に入る。

美優がお店に入ると
すでに若い女の店員さんに捕まっていた。

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