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官能小説家のリアル
第1章  新しい仕事


 美波は、ここを借りる時に寝室が別にあればとも迷ったが、その頃の彼女の収入では丁度いい家賃。それに仕事で疲れたらすぐ横になれると思い、仕事場と寝室が同じの広めの1LDKにした。
「あっ……」
 部屋着を脱がされながら首すじに舌が這い、つい声が漏れる。
 直哉は上着とスラックスも床へ置き、シャツと下着は美波の物と一緒に頭の方へ投げた。
 決して乱暴ではないが、直哉はいつも急ぐように美波を求める。
「んんっ、はぁっ」
 手を抜いているわけでもない。本当に彼女が欲しくて、堪らない状態。
 美波については、この一年で知り尽くしているが、彼女の仕事はまだ未知の世界。
 会社勤めなら共通の話題も多いが、小説家など会ったのさえ始めて。
「あっ、あぁっ」
 舌で乳首に触れられ自然に喘ぎながらも、美波は考えてしまう。
 今書いている主人公なら、どんな風に悦がるだろうと。
 書いている場面は、初めてのセックス。経験はあるが、新しい相手とは初めて。そんな時、主人公の性格からしてどんな行動を取るか。
「直哉……」
 両肩を軽く押し、美波は彼をベッドに寝かせた。
 性器はもう勃ち上がっているが、それに手を添えて口に含む。
「美波……っ」
 主人公ならこうするはず。
 相手が欲しくて堪らない。でも相手は戸惑っていて、自分から仕掛ける。
 実際直哉は全く戸惑っていないが、それは想像力。
 でも、そんな風にしていると誰とセックスしているのか混乱しそうになってしまう。
「バカ……。離れろよ……っ」
 今度は直哉が美波を押し倒し、避妊具を着けていきなりの挿入。
「あぁんっ!」
 秘蕾(ひらい)に沈められた逞しいものに、美波は背中を反った。
 それなのに、頭の隅ではこの展開がいいと考える。
 戸惑っていた相手が主人公にフェラされて、堪らなくなり挿入。よくあるパターンだが、今回のシチュエーションに合っていた。
「はぁっ、んんっ」
 グラインドを始められると、そんなことも考えられなくなっていく。
 美波は、直哉とのセックスが“取材”だとは思っていない。それでも、自然と考えてしまう“職業病”。


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