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官能小説家のリアル
第1章  新しい仕事


『大変だねー。私がやれることは、ギリギリでも平気だから』
「ありがとう」
 スペースでのセッティングなども全て桃恵とその友達がやってくれるのは、忙しい美波にとってはありがたい。
 これで、イベント用の新刊も予定に入り、スケジュール帳とカレンダーに書き込む。
 もうこれ以上は無理だと思いながら、今の仕事に取りかかる。
 この前やっていたプロットは、提出済み。返事が来るまでに、ネット用の執筆の続きを始めた。
「あっ……」
 暫くして思い出した美波は、引き出しから小さなカードを出す。
 新書発売時の店頭に置かれるポップ。
 手書きしたものが複製され、全国の書店に置かれる。手書きのため、これはメール添付で送れない。
 少し前に書いた新書の内容を思い出しながら、挨拶や説明を書いていく。それを終えるとバイク便を呼び、梱包した。
 いくら小さな物でも、紛失や遅延は面倒になる。宅配便などでは送れない。
 二十分ほどを資料読みに費やし、バイク便に荷物を渡した時には18歳時を過ぎていた。
 美波にとっては、この時間からが本番。
 ネット小説の続きを始めたが、同人誌用の案を思いついて手を止める。
 思いついた時にメモしておくのが一番。
 棚から同人誌用のファイルを出し、新書のサイドストーリーについて書いたメモを入れておく。
 再びネット小説に取りかかった時、インターフォンが鳴った。


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