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女子大生 ますみ 恥辱の裁判
第5章 公判 事件の発端
ますみの供述が一通り終わる、勿論、輪ゴムの責めで、自らが感じた愉悦は隠したままで・・

「吉岡さん、今の供述は事実ですか? それなら、立派な傷害罪が成立しますがっ・・」
「あ、はいっ、私、確かに、輪ゴムを使われて、お仕置きを・・」
「でも、被告の吉澤さんは、加わって無いのですよね?」
「ええ、彼女は観ていただけで・・」

純子が立ち上がった。
「私、確かに、観てただけですが、でもコレって、傷害ですか?」
「勿論です、たかが輪ゴムと言えども、肉体に対して、苦痛を与えた訳ですから・・」

美佐が、妖しい笑みを浮かべて発言する。
「裁判長ぅ・・今、確かに、苦痛と仰いましたよねぇ・・?」
「ああ、勿論、吉岡さんは、輪ゴムで打擲されて、痛みを覚えたと証言しましたから、それが何かっ?」

一度、純子に頷き、我が意を得たりと発言する美佐。
「裁判長、そこが違います。私の推測ですが、ますみは、輪ゴムで打擲されて、実は悦んでいたのです」
「そ、そんな、馬鹿なっ・・」
「世の中には、様々な人が存在します。ご存知のように、サドとマゾと呼ばれる人もっ・・
ますみが、そんな性癖を持っていないと、誰が断言出来ますかっ?皆、この娘の清楚な外見に騙されていたのです。
ですから、私は、この娘の本性を暴きたいのです。
この後、証人を呼んで有りますので・・
軽々しく、傷害だ、何て言わないで下さい、私の推測では、この娘は悦んでいたのですから・・」




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