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女子大生 ますみ 恥辱の裁判
第6章 体臭
俺にも多少の女性経験はあった。
(ますみっ、興奮し始めてるのかっ? この、酸っぱ臭さはっ・・)
そして、何も無かった振りで、顔を離す俺。

「さぁ、これで、全員がこの娘の体臭を確認しましたねっ・・」

ますみが、合格発表を待つかの如き視線を、俺に向ける。

(だ、大丈夫よっ・・さっき、浩二さんに、太腿を撫でて貰った時、少しキュンとなったけど、我慢したから・・)
ますみの脳裏に、自慰の時に、自ら嗅いだ窪みの匂いが蘇る。

あの、何とも言えない、酸っぱい匂い・・
しかし、性欲を益々高める、自らの腋の酸っぱさ・・
実は、ますみは、その自らの性臭が嫌いでは無かった。

(でも、もし、あの、生臭い匂いがしてたら・・?)
時折、窪みから漂う、形容し難たい、チーズの様な臭い・・
あの臭いだけは、自分の体臭でも許容出来なかった・・

「陪審員の方々、この娘の体臭、どうでした?」

「んっ、普通の娘の汗臭い腋だったよ」
「清楚な顔で、あのアンモニア臭、最高よっ」
「舐めたいっ・・」

「まぁ、大体皆さん、同じねっ・・で、刑事さんは?」

「あ、ああ、俺も一緒だ、俺、す、好きだよ、この匂い」
思わず、俺を見詰め、顔を輝かす ますみ・・

「何だぁ、つまんない・・ますみ先輩の窪み、凄く嫌らしいから、もっと変な匂いするのかと思ってたのにぃ・・
例えば、酸っぱいとか、生臭いとか・・」
「うふふ、純子、それは、これからの、お愉しみよっ・・」

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