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女子大生 ますみ 恥辱の裁判
第6章 体臭
「陪審員の皆さん、大体分かりました・・愉しんだ方、辟易した方もいたかも知れませんが、お許し下さい。ただ念の為に、第3者の刑事さんにも確認して貰いましょう」

既に手を放している純子が、再び手を伸ばした。
「ますみっ、刑事さんの好意なんだから、自発的にしなさいっ」

俺に近付き、愛らしい瞳を向ける ますみ。
「浩二、さ、ん・・いいのっ?」
「んっ、ますみが構わない、な、ら」
「ますみ、の、腋・・汗、臭う、かも?」
「ますみの臭いなら、俺、幾らでも、いいよっ・・」
「ホント? 嫌いに、なら、無い、で、ねっ・・」

両腕で俺の頭を抱える様に、腋の窪みを近付ける ますみ。

最初に、若い娘、それも、ますみ独特の、甘い肌の香りが漂う。
そして、生暖かい、モワッとした、明らかな若い娘の汗臭さ・・

(普通の汗のアンモニア臭だっ・・んっ、まてよっ)
鼻先を押し付けると、微かな異臭が・・
(な、なんか、少し、酸っぱいっ・・)

窪みを嗅ぎながら、眼をあげる・・
不安そうな表情で眼を瞑る ますみ。
そして、嫌らしい笑みを浮かべた、純子と美佐。
(どう? 貴方が気になる娘の体臭はっ? ふふ、酸っぱいでしょ?)





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