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女子大生 ますみ 恥辱の裁判
第7章 証人 ① 過去
皆が注目する中、白衣姿の中年男性が颯爽と登場した。

深野 明、整形外科医でバド部の専属トレーナー、40歳。
人定尋問に答えた明が、屈託の無い笑顔で法廷を見回す。

「何だっ、美佐に頼まれて来てやったら、ますみ じゃないかっ・・おっ、それに純子も・・何か、バド部の美少女コンテスト、あ、美佐がいるから、美人コンテストか・・みたいだなっ」

「まっ、明さ・・いや、深野先生ったら、酷ぉぉぃっ・・」
弁護士とは思えぬ美佐の媚・・

「おぃっ、あの2人、完全にヤってるゾッ・・」
「ああ、医者と弁護士、勝てんわなぁ・・」

「明先生、久し振りでぇすぅ」
「んっ、先週はどうしたんだっ・・?」
「あ、もぅ、言ったでしょ、純子、アノ日だって・・」
「そっかぁ・・なら、今度は凄ぇ、痛くシてやるからなっ」
「んっ、その後も、タップリとねっ・・うふふ・・」

「こらっ、純子、私の前で、ぬけぬけとっ・・」
「美佐先輩、妬かない妬かない、所詮、マッサージだけよっ」

軽口が続く中、ますみだけが、何故か青ざめた表情で、決して明とは視線を合わさないでいた。

「で、美佐っ、俺、今日は、何をっ?」
「んっ、あの娘が、先生の治療でどんな反応をみせるのかを、教えて下さい」
美佐がますみを見遣る、俯いたままの、ますみ・・



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