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女子大生 ますみ 恥辱の裁判
第10章 状況証拠
余りの出来事に、大粒の涙を零し嗚咽する ますみ。

「あの娘、泣いちゃったよっ」
「あんなに可愛いのに、腋の匂いを暴露されたんだもの」
「それに、淫らな性癖も知られちゃって・・」

「裁判長、この娘が落ち着くまで、腋が提出した証拠を説明したいのですが?」

美佐が証言台に立ち、持論を展開する。

「今回の事件ですが、罪状は強姦罪です。
強姦とは、男性が女性を無理矢理に姦通する事です。
そして姦通とは、男性の陰核を女性の膣に貫通する行為です。

ここで、2つの問題が有ります。
まず、無理矢理に関してです。
後で証拠を見せますが、確かにこの娘は、純子に拘束されて可愛いがられたと思われます。
しかし、それは本当に強制されたのでしょうか?

女の娘の殆どはマゾ的な性癖を持っています。
先程判明した様に、この娘の被虐願望は強烈です。

あの時この娘が、悦びを得るために、拘束を望んだと推測するのは無理があるでしょうか?

次に、女性同士の姦通は認知されるのか? です。
確かに女性は陰核を持ちません・・
しかし、擬似男根、所謂、性玩具を用いれば、性交に類する行為を行うのは可能でしょう。

本来、強制的な姦通が問題なのは、女性が懐妊する危険を鑑みての事と理解します。
しかし、性玩具は射精は致しません。

美佐の力説が続く。




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