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没落お嬢さま
第28章 第二十七夜
「あのう。ほんとに痛いです」

いずみが、目に涙を溜めながら、もう一度、訴えた。

「痛いだけかい?実は、君も興奮してきたんじゃないのかい?」

「し、してません」

「嘘だ。欲情してきたから、乳首が膨らんでるんだろ?」

亮生は、いずみの異様に突き出した乳首を、面白そうに、摘んでみたのだ。

さらに、その程度では終わろうとはしなかった。
彼は、自分の机の上から、羽ぼうきを持ってきたのである。
その羽ぼうきの先で、いずみの乳首をくすぐり始めたのだった。

「ああ、ああ」

いずみは、目を固く閉じて、呻いた。

「ほら!そんな声を出しちゃって!やっぱり気持ちいいんだろ?
もう!素直になれよ!
また発情しちゃったのかい?もしかして、イきそうなのかな?
イくなら、イっちゃってもいいんだよ。
いいよ。このまま、ここでイってみせろよ。
君って人は、おっぱいだけでも、イく事ができるんだね」

そのように嘲笑しながら、亮生は、今夜は、ずっと、いずみの胸ばかりを責め立てたのだった。
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