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第29章 第二十八夜

しかし、これで終了にするのは、ちょっと物足りないのである。
亮生は、いずみのそばに詰め寄ると、急に彼女のスカートをいじり始めた。

「な、何をするのですか」

弱々しい声で、いずみが聞いた。

だが、亮生は何も答えずに、いずみのスカートを荒っぽく脱がしてしまったのである。
それだけではない。彼はいずみのパンティにも手をかけ、ずり下ろし始めたのだ。

「や、やめてください」

うろたえながら、いずみは言ったが、もちろん、亮生は聞いてはくれなかった。
彼女はパンティも脱がされて、素っ裸にされてしまったのである。
手を縛られているから、まさに手も足も出ない状態で、されるがままなのだ。

「もしかして、痛くて、漏らしたりしなかっただろうね？
今、確認してあげるよ」

亮生が、笑いながら言った。

「漏らしてなんかいません」

いずみが半泣きで答えたが、亮生は、本当に彼女の股間を触って、チェックしたのだった。

「ほんとだ。濡れてはいないね。
じゃあ、どうだろう？
胸がダメなら、今日は、ここを縛ってみようか？」

いずみは絶句した。
そんな彼女の返事など待たずに、亮生は、いずみの股間に荒縄を当てがい始めたのである。