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没落お嬢さま
第31章 第三十夜
哀れなのは、いずみの方である。
今夜は、お嬢さまだった時の気高さも思い出しつつ、陵辱されなくちゃいけないのだ。

彼女は目から一筋の涙を流していたが、そんな事はお構いなしに、亮生は、いずみをベッドの上に押し倒したのだった。
またしても、彼女の頭と両膝を下の方に押し付けて、彼女をへの字の格好にしてしまったのである。

それから、亮生は、いずみのドレスの裾を、腰の上まで捲りあげた。
さらには、ドレスの内側から露出したパンティも、力任せにずり下ろしたのだ。

足首が縛られている以上、パンティを完全に剥ぎ取る事はできなかった。
だが、脱がされたパンティが足元に絡んだままの方が、より、これから犯されるムードが醸し出ていたのだ。

亮生は、いずみのむき出しになったお尻をニンマリと見物しながら、自分の方の準備も始めたのだった。
ズボンの中から自分のイチモツを引っ張り出して、それから、その自分の持ち物をいずみの性器部へと突き立てたのである。

二度めの後背位でのセックスだった。
前回は、その突発的な勢いで実行してしまったので、心にゆとりがなかったが、今回は、亮生もじっくりと味わいながら、この体位を楽しませてもらったのである。

陰部を責め立てられるいずみは、猿ぐつわのままで、モゴモゴと喘ぎ続けていた。
彼女は、手だけではなく、足まで縛られていたので、本当に全く身動きが取れなかったのだ。
それを一方的に犯す事で、亮生の征服欲は、ますます満たされたのだった。
いずみがお嬢さまスタイルだったものだから、さらに優越感も上乗せされていたようである。
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