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没落お嬢さま
第31章 第三十夜
こうして、いずみは、今度も、亮生によって快感をもたらさられてしまったのだった。
亮生の方も、気持ちの良い射精に浸らせてもらったのである。

セックスが終わった後、亮生は、いずみの猿ぐつわを外して、その唇に濃厚なキスもした。
いずみ相手の、久しぶりのディープキスなのである。
最近はセックスする事ばかりに夢中になってしまっていたものの、こうしてキスしてみるのも、キスならではの心地良さがあるのだ。

今回、亮生が、セックスだけでやめておかずに、キスまで楽しませてもらったのには、実は理由があった。
明後日は、彼は外泊せねばならず、いずみをいたぶる事もできなかったのだ。
それで、今日は奮発して、多めに遊ばせてもらった訳なのだった。
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