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没落お嬢さま
第40章 第三十九夜
第三十九夜
性行為をした翌日、亮生の機嫌がいいのは、いつもの通りなのだ。
その日の夜の亮生も、なかなかのハイテンションだったのである。
彼は、部屋に夜食を持ってきたいずみが、その夜食を机の上に並べるのを、ずっと楽しげに眺めていた。
そして、彼は、机上に夜食が揃ったのを見届けると、いきなり、そのうちのティーカップを持ち上げ、中身を飲み干したのだ。
亮生がすぐに夜食に手をつけるのは、ちょっと珍しいのである。
いずみも、亮生の様子をポカンと見ていた。
「どうしたの?何か、ヘンかい?」
笑顔で、亮生がいずみに聞いた。
「い、いえ」
「君も、喉が渇いているんじゃないのかい?」
「いいえ。そんな事は・・・」
「いや!渇いているはずだ。こんなに、一生懸命、働いてくれてるんだからね。
君にも、おいしい飲み物をご馳走してあげるよ」
そう言うと、亮生は、椅子に座った状態で、おもむろに自分のズボンのファスナーを下げたのだった。
それから、ファスナーの奥から自分の分身を引っ張り出したのだ。
それどころか、彼は、空のティーカップの中に自分のイチモツを突っ込むと、何の躊躇も見せず、放尿したのだった。
いずみは、その光景を、目を見開き、愕然としながら、伺っていたのである。