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没落お嬢さま
第40章 第三十九夜
「飲みました」
空になったティーカップを下ろしながら、辛そうな表情で、いずみは報告したのである。
「よろしい。ほんとに飲んだんだね。
うん、うん。いい子だ」
亮生は、とても満足げだった。
いや、それだけではなく、彼は椅子から立ち上がり、いずみの頭も撫でてくれたのである。
妙に優しい彼の態度に、いずみは、よけい戸惑っていたのだった。
「すまない。君に無茶な命令をして。
でも、これで、君の気持ちが真実だったと、よく分かったよ。
少しでも、まだ疑っていた僕が悪かった。
僕も、君の真心に応えなくちゃいけないよな。
じゃあ、次は、僕が君のオシッコを飲んでみせるよ」
すました顔で、亮生が、とんでもない事をサラリと言い出したものだから、いずみも呆然としてしまったのだった。
「何だい。そんな、戸惑ったりして。
僕は君をからかってなんかはいないよ。
さあ。そのティーカップの中に、早く、君のオシッコを入れるんだ」
「そ、そんな事、できません」
「どうして?」
「私のオシッコなんて汚いです。
ご主人さまには、とても飲ませられません」
「おいおい。僕の方から飲みたいと言ってるんだよ。
だから、君は、よけいな気を使う事はないんだ」
しかし、いずみも、なかなか、聞き入れようとはしなかったのだった。
彼女は、亮生に自分の尿を提供する事自体、抵抗があったのである。
亮生が、いくら強めな態度で命じてみても、いずみは、あれこれと上手に理由をつけて、頑なに拒み続けたのだった。
かくて、しまいには、亮生の方が折れてしまったのである。
空になったティーカップを下ろしながら、辛そうな表情で、いずみは報告したのである。
「よろしい。ほんとに飲んだんだね。
うん、うん。いい子だ」
亮生は、とても満足げだった。
いや、それだけではなく、彼は椅子から立ち上がり、いずみの頭も撫でてくれたのである。
妙に優しい彼の態度に、いずみは、よけい戸惑っていたのだった。
「すまない。君に無茶な命令をして。
でも、これで、君の気持ちが真実だったと、よく分かったよ。
少しでも、まだ疑っていた僕が悪かった。
僕も、君の真心に応えなくちゃいけないよな。
じゃあ、次は、僕が君のオシッコを飲んでみせるよ」
すました顔で、亮生が、とんでもない事をサラリと言い出したものだから、いずみも呆然としてしまったのだった。
「何だい。そんな、戸惑ったりして。
僕は君をからかってなんかはいないよ。
さあ。そのティーカップの中に、早く、君のオシッコを入れるんだ」
「そ、そんな事、できません」
「どうして?」
「私のオシッコなんて汚いです。
ご主人さまには、とても飲ませられません」
「おいおい。僕の方から飲みたいと言ってるんだよ。
だから、君は、よけいな気を使う事はないんだ」
しかし、いずみも、なかなか、聞き入れようとはしなかったのだった。
彼女は、亮生に自分の尿を提供する事自体、抵抗があったのである。
亮生が、いくら強めな態度で命じてみても、いずみは、あれこれと上手に理由をつけて、頑なに拒み続けたのだった。
かくて、しまいには、亮生の方が折れてしまったのである。