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没落お嬢さま
第40章 第三十九夜
「分かったよ。
それなら、オシッコを飲みあう誠意の見せ方はやめにするよ」

彼がそう言ってくれたので、いずみは胸を撫で下ろしたのだった。
だが、それで終わりとはならなかったのである。

「代わりにさ、君の大事なところを舐めさせてくれよ。
僕が君の何もかも愛している事を、どうしても証明したいんだ」

すぐにまた、亮生がそんな提案をしてきたものだから、やはり、いずみの表情は曇ってしまったのだった。

「私のアソコも、お勧めできるような部分ではありません」

いずみは、恥じらいながら、静かに告げた。

「そんな事ないよ!君は、体の全てが綺麗じゃないか。
さあ。いつものように、下半身だけ裸になって!
それとも、やっぱり、オシッコにするかい?」

亮生が、当然のような口調で、いずみに言い寄ったのだった。

ここまでくると、いずみも、もはや、これ以上は逆らいきれないのである。
彼女は、やむなく、下半身を出す方の指示を選んだのだった。
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