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没落お嬢さま
第44章 第四十三夜

  第四十三夜

翌日のいずみは、特に変わった様子もなく、亮生の部屋には夜食を持っていったのである。
気のせいか、妙に、お尻をモジモジさせているようには見えたのだが。

部屋では、亮生も、いずみが来るのを、じっと待ち構えていた。

いずみが部屋のドアをノックし、中へと入ってくると、彼はニンマリと微笑んだのだ。

「ご苦労さま。指示したものは、きちんと持ってきただろうね」

と、亮生は言った。

「はい。抜かりはありません」

いずみも、笑みを浮かべて、答えたのだった。
亮生も、やたらとワクワクしている感じなのである。

いずみは、盆にのせた夜食を亮生の机の上に置くと、夜食にかぶせていた布をサアッと引っ張った。
そこからは、いつもの夜食のセット以外に、蜂蜜が入ったガラス瓶も現れたのである。

しかし、その蜂蜜のガラス瓶は、夜食の菓子にかけるにしても、やけに量が多かったのだ。
その瓶は、ティッシュ箱ぐらいの大きさはあって、蜂蜜もびっしりと詰まっていたのである。
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