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没落お嬢さま
第45章 第四十四夜

  第四十四夜

亮生といずみの関係は、まさに蜜月の間柄のようにも思われた。
しかし、必ずしも、そうではない時だってあったのである。

その日も、いずみは、普段どおりに、亮生の部屋に夜食を持っていったつもりだった。
昨夜も、彼とはたっぷり二人だけで遊んだ訳だし、何も気になる点はなかったのである。

それなのに、いざ亮生の部屋に入ってみると、中にいた亮生はひどく機嫌が悪そうなのだった。

「どうか、なさいましたか?」

と、いずみは、恐る恐る、亮生に尋ねてみた。

「何を、しゃあしゃあと!気付いてないのかよ!
どうもこうもないよ。君って女は、なんて尻軽なんだ!」

亮生は、いきなり、吐き捨てるように怒ったのだった。
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