この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
没落お嬢さま
第45章 第四十四夜
「私が何かしたのでしょうか?」

「そうだよ!僕以外の男性に心移りしただろう!」

「一体、何の事でしょう?」

いずみには、亮生の言ってる事が、ほんとに身に覚えがなかったのである。

「とぼけるんじゃないよ!今朝、他の男と楽しそうに話してたじゃないか!」

亮生は怒鳴った。

「え、え、え?」

「ほら、朝食の時だ。永山と、笑いながら喋っていたじゃないか!」

「そ、それは・・・」

いずみは、途方に暮れてしまったのである。
亮生の言う永山とは、この家の下男の事だったからだ。言わば、いずみの直接の上司なのである。

「永山さんとは、仕事の打ち合わせをしていただけです」

いずみは弁解した。

「嘘つけ!君はニコニコしてたじゃないか」

「それは、先輩相手ですし、無愛想な態度はとれません」

「言い訳するな。君は、僕の前でだけ、笑ってればいいんだ」

「でも・・・」

「まだ口答えするつもりか!君は、どうやら、僕のものに成りきってないらしい。
やっぱり、体に教え込むしかないみたいだな」

「体にって?」

「今から、お仕置きだ!」

いずみは身をすくませた。
これは、全く、予期していなかった事態なのである。
/215ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ